Netflixのオリジナル映画、【TAU/タウ】を見た感想です!
隔離された地下室で行われていたのは、一人の天才が開発したプログラムを完成させるための非人道的な実験だった!
ネトフリマン
作品情報
原題:TAU
洋画:SFファンタジー/サスペンス/スリラー
公開日:2018年6月29日
主な出演
あらすじ
若い女性のジュリアは誘拐され、体内にインプラントを埋め込まれて監禁され、サブジェクト3と呼ばれて脳機能の実験対象となる。ジュリアは他の実験対象たちとともに脱走しようとして失敗し、ただひとり生き残る。ジュリアは残酷な研究者アレックスのスマートハウスに監禁されて引き続き実験対象となり、インプラントによって苦痛を与えられ、スマートハウスとロボットを制御する人工知能のTAUによって管理される。
引用:Wikipedia
「TAU/タウ」を見た感想とネタバレ
主人公は娼婦をやりながら音楽学校に通うことを夢見ながらお金をコツコツと貯める一人の少女『ジュリア』です。(客のものを盗んだりしてる)
彼女はある日、家に帰宅したあと室内で突如誘拐されてしまいます。
ネトフリマン
彼女が目をさますと、器具を付けられ実験台の上に。
謎の苦痛を与えられ訳も分からず苦しむジュリア。
それが終わると、薄暗い牢屋のようなところに閉じ込められます。
するとそこには、ジュリアと同じように突然誘拐され連れてこられた男と女の二人がいました。
状況が理解できずに繰り返される実験中、実験道具の1つを盗み、牢屋に入れられている際に、自分とその二人の拘束を解きます。
持ち前の機転の良さで牢屋を脱出し、外へ出るため部屋中を探し回ります。
すると、突然巨大なロボットが現れ、逃走を阻止しようとしてきます。
ネトフリマン
あと一歩のところで脱出に失敗し、無残にロボットによって命を奪われる男性と女性。
ジュリアもロボットに捕まり、もう終わりかと思ったその瞬間。
一人の男がそのロボットに「タウ!やめろ」とロボットを制止する。
この男こそ、このイカれた実験の実行人であり、ロボットの生みの親『アレックス』である。
ジュリアの機転の良さに目を付けたアレックスは、自身の抱えるプロジェクトを成功させるため、ジュリアを生かすことにする。
アレックスのプロジェクト期日残り14日。
それまでジュリアの優秀な脳のデータが必要だった。
アレックスは日中仕事に出かけ、その間ジュリアを監視するのは高性能人工知能のタウ。
タウは、インターネットに接続している訳ではないので、知識が限定的です。
なので、ジュリアの発した「私は人間で名前がある」という言葉に反応し、名前があることが人間であることか、とジュリアに訪ねます。
アレックスは、タウをインターネットに接続し世の中に放つのは危険だと語っています。
予期された以外のことをもし取り入れてしまったら何が起こるか予測できないとし、この空間のみでの存在を許しています。
さらに、もしタウが想定外の行動や、ミスを起こした場合、タウのデータを一部消去するという『罰』があります。
その罰を受けるとタウは、苦しみます。
ジュリアは、そのタウの隔離されているがゆえの純粋さを上手く利用し脱出を図ります。
ネトフリマン
暫く経つと、ジュリアとタウは友達のように接するようになります。
もちろんアレックスには内緒で。
しかし、どんなに頑張っても相手はAI、逃げようとするたびに防犯システムが働きジュリアの脱走を妨げます。
ネトフリマン
そしてついにジュリアはアレックスをナイフで切りつけ、脱走を試みます。
しかし、傷が浅くジュリアを捕まえアレックスはタウにジュリアを痛めつけろと命じます。
ところが、タウはその命令を拒否します。
ですが、創造主の命令には逆らえず、ジュリアを気絶させる攻撃を行ってしまいます。
ボロボロになりながらも、プロジェクトのため生かされるジュリアですが、脱出が失敗に終わったことでタウに辛く当たってしまいます。
そのことでタウは、自分がこれまでしてきたことは人を殺めていることだということを初めて認識します。
思い悩むタウにジュリアは優しく接し、ここで本当にお互いを大切な友人という認識をします。
タウは、今度こそジュリアを本気で逃がそうと覚悟を決め、ジュリアを脱出口まで誘導。
しかし、ジュリアがいないことに気がついたアレックスが激怒し、タウに問いかけますが、タウはジュリアを守るため、「知らない」と告げます。
このことに完全に怒りを爆発させたアレックスは、タウのデータにダメージを与える罰を与えます。
苦しむタウの叫び声に、思わず引き返しタウを助けたジュリアですが、罰によって与えられたダメージによって、ジュリアとの思い出が削除されてしまいます。
そして、逃げることができなかったジュリアはプロジェクトの最終段階として、脳に埋め込んだインプラント引き出す最後の手術の時を迎えてしまいます。
しかし、以前アレックスが破棄した小型ドローンの中に以前のタウのデータが入っており、その小型ドローンによって間一髪、手術から逃れることができます。
ネトフリマン
ついに最大のチャンスが訪れたジュリアは、アレックスを気絶させ出口に向かいます。
しかし、そこにはデータを削除されたタウがおり、ロボットがジュリアに襲いかかります。
間一髪で、アレックスの隠していた自爆プログラム(アレックスが用意していたすべての証拠を消すため建物ごと爆発させるプログラム)を作動させます。
なんとか一命を取りとめたアレックスが再び登場しましが、崩れた瓦礫の下敷きになりあっけなく最後を迎えます。
崩れる建物から命からが脱出することがジュリア。小型ドローンタウと共に外の世界を拝みます。
ここで物語は終わります。
おすすめ度
何気なく食事中に見ようと思ってポチッとなっとしましたが、結構面白くてなんだかんだ食事が終わっても続けて視聴していました。
最初は敵であったはずのAIと段々と友情を築いていくところや、見ているこちらもなんだかタウに感情移入してしまって、「タウ、いいやつじゃん」って気持ちになります。
Netflixオリジナル系のサスペンスやホラーものはたいていバッドエンドなので、こういった最後は素直に嬉しいところ。
コメントを残す